ナイトイン

3連休の最終日、仕事はおかげさまで相変わらずの忙しさだった。
途中でスコールみたいな雨が降ったりして非常に蒸し暑い一日だった。
朝7時40分から会社に出て退勤の20分前、親から電話が入る。
なにやら釧路の叔父が1週間くらい高熱が下がらず危険な状態との事。
〆る準備を一気にやり、同僚に後を任せ即帰宅。そして即釧路へ。
2時間後、夏だというのに気温が18度くらいしかなく浜風が体にしみる釧路に到着。
叔父は1ヶ月ほど前の元気も無く、眼がうつろで記憶も混濁してる状態。
手を握ったら熱のお陰で非常に熱かった。
記憶の混濁か抗癌剤による副作用のせいか自分で物事をしっかり出来なくなっている状態。
口に含んだものを喉に飲み込めない状態とか見ていて切なくなりました。
今考えると、今日自分たちが来たことを果たして覚えているのかどうかすら不明。
現に10日ほど前に祖母が訪れたことを忘れてるらしいし。
20分くらいで場を離れ帰宅へ。自宅に着くまでの2時間、色んなことを思い出していた。
叔父は元気だったころ、営業マンとして道内はもとより内地のほうまでしょっちゅう出張に出ていて自宅にはそれほど居なかった。
だが、たまにオレが遊びに行ったときに夜自宅に居ることもあった。
何年か前だか忘れたが庭で花火をしたのが一番よい思い出かな。