銀河線 その後

早いものであと5日で廃線から1ヶ月経つ。
1ヶ月前は連日のように鉄ヲタやTVメディアなどが沿線の付近をにぎわしていたが、
今では今までとおりになり沿線の新しい顔、十勝バス「スターライン」が銀河線の代わりの足となって帯広と陸別を結んでいる。


さて、そんな廃線から1ヶ月弱の今を追ってみた。

ついに始まった撤去作業。
この写真は先日「進入不可の安全策」と同じ位置の写真だが線路が一部とはいえ蹴ると結構様変わりする。
今のところ足寄町内の線路撤去作業は砂利道の踏切のみに限定されている。


ということで砂利道にあった踏み切りはこうなった。

これも同じく先日の「旧・西一線駅」と同じ位置の写真だが遮断機のほか線路も剥がされ普通の砂利道になってしまった。
これから先、市街地でもこのような光景が見られるのでしょうね・・・


こうやって着々と撤去作業が進む中、信じられない事件がGW中に起きた。
陸別町内にある旧・川上駅が何者かにより扉を破られ駅舎が荒らされた。
心無い何者かにより駅の中はめちゃめちゃ、駅のプレートですらバールでこじ取ろうとした後も見受けられた。
また、被害は出てないが足寄町内の旧駅舎でも鍵が何物かにより開けられた後がある。
果たして何が目的で何も残ってない駅舎に立ち入ろうとしたのか?
廃線になり使ってないと思ったかどうかは知らないが、駅の建造物は今でも一応「北海道ちほく高原鉄道株式会社」の所有物である。
すなわち鍵を開けて進入というだけでも立派な「不法侵入」つまり空き巣なのである。