今更ながらミュージカル遠征記

当初は「7月で金使い果たすから回避」とか堂々と宣言していたのに結果的に3公演も見てきました(ノ∀`)
果てには4日間も東京に滞在・・・仕事してないから出来たことかもw


ミュージカルは他の皆さんが言うとおり素晴らしい出来であった。
詳細に見ればあちらこちら突っ込みどころがあるかもしれないが、ことこういうことに関しては無知識なオレには無問題。
オレが厳しい目線で見るのは他の人はどうでもいいことだったりするしねw>ダウンタッチの仕方・車両の加速&停止などw


休憩時間も含め約3時間にもわたる長丁場。
だが、3回見てもそれを「長い」と感じさせないほど物語にのめりこむことが出来た。
それではクロノ的見所や感動したシーンなど。


・父親とは違いそういう関心はない天真爛漫な大臣の息子
ハマリ役。いい意味で緊張感が張り詰めた空気をガラっと変えてくれます。


リボンの騎士が登場しナイロンに迫るシーン
「毒が塗ってある!」とリボンの騎士に言われ剣を首元に突き刺され恐怖に怯えた表情&声にもならない叫びのナイロンがリアルで良かった。
1つ1つの公演が自分の卒業に向けてカウントダウンのマコは3公演中どの公演でも魅せていました。


サファイアが亡き王へ歌を捧げてるシーン
これは親父を亡くしてるオレには堪えた。
「リボンを結んだあたたかいお父様の手はもう・・・」
初日で涙腺が崩壊しました。しかも自分の記憶にかすかにある自分の親父を思い出してw


・大臣と魔女ヘケートの絡み
計画が失敗しどんな手段を使ってでも息子を王にしたい大臣の願いをかなえるべく登場した冷徹な表情のヘケート。
その後に2人のデュエットがあり聴いていて鳥肌が立ちました。


・大臣を憎むサファイアを宥める王妃
自分に置き換えて自分を見つめなおしました(爆
ある意味勉強させられるミュージカルですw
それ以外も色々ラストに向けて重要なキーポイントを握る場面でもあります。


・戦いのとき
フランツ王子の見せ場でしょう。
また曲自体も好きだしえりりんはいるしと盛りだくさんです(笑
フランツ王子もさることながらトルテュとヌーヴォーの声量にも大注目。
とにかく2幕で一番好きかもしれんw


サファイア、フランツの剣に自ら飛び込み絶命
正に命がけの告白。
決して幸せとは思えない運命を背負ってまでも最後に「私は幸せ」といい王妃とフランツの手の中で絶命・・・
これだけでも涙物なのに絶命後、王妃が愛する娘を優しくなで手を胸元に重ねる場面などは本当の母と子に見えて更に涙を誘った。
また愛する息子に拒絶され弾き飛ばされ落胆し過ちに気づく大臣、あの天真爛漫の息子が最後にして魅せた凛々しい顔、
そして本当の人を愛する姿を命がけでサファイアに見せつけられ自らの過ちにがっくりするヘケート。
重要人物それぞれのハイライトですよ。この物語にのめりこんでいたら涙なしには見られません・・・


・そしてミニライブw
LOVEマシーン・私がついているはミューの流れそのままで見ることが出来たのですが、
やっぱり卒業ソングとなってしまったAmbitiosだけは、このときだけは3時間の中で紺野の事を思い出してしまった。
改めて卒業を実感したのと居ない寂しさと・・・
当初紺野に与えられていた役は淑女とアジュール。
設定では「フランツの下に集まった3騎士」とあった。おそらくトルテュ・ヌーヴォー・アジュールだろう。
卒業することなく出演していたならばオレが個人的に気に入っている「戦いのとき」に出ていたのだ。
けど、あのか細い声であの「戦いのとき」が歌えるかどうか心配だな(爆


3公演見てみて一人一人がはまり役と感じた。
主演の愛ちゃんは流石といった感じだったし。
フランツ王子に関してはまだ梨華ちゃんのフランツを見てないので評価しがたいが、
なっち、あややどちらかのフランツがもう一回みたい?と問われればなっちかな。
12日に見たとき「流石オリメンの貫禄」というのをひしひしと感じた。
多少はオレの道民フィルターがあるかもしれないがw
一人一人の感想を述べれば長くなるので次回見に行ったときにでもww


そう次回。
次回は残念ながら27日夜公演ではないが21日と22日にもう一度観劇しに行く予定である。
やっぱり2人のフランツ役を見たらオリジナルフランツを見てみたいではないですかw
ごにょごにょして手に入れた17日の音源では先の2人よかいいんじゃない?と思わせたし。
残り8日ある。ヲタならば、いや娘。が好きならばA席でも良いから見に行っても決して損はない内容になっている。
またこれを気に残る8人のスキルアップが実ればこの1ヶ月は大きなものになるでしょう・・・